「新潟小唄」

〜新潟の中のロシア語〜
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まずは…
1.新潟小唄とは

 「新潟小唄」は新民謡(1週間くらいその土地に泊まり込んで作る、ご

当地ソングのようなもの)である。

 昭和4年、三代目万代橋が完成するのを機に、新潟新聞社(新潟

日報の前身)が主催していくつかの記念事業を行うこととなり、その事業

の一つとして「新潟小唄」が作られた。
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「新潟小唄」を作った人たち…
2.作詞者・作曲者・歌い手

ムード作詞:北原白秋
詩人、童謡作家、歌人。本名は北原隆吉。


ムード作曲:町田嘉章
邦楽・日本民謡研究家、作曲家。


ムードレコードの歌い手(正調):葭町(藤本)二三吉
端唄・俗曲演奏家。本名は藤本夫(婦)美。


ムードレコードの歌い手(ジャズ調):曽我直子
本名は岡田田鶴。「ジャズソングの女王」。
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北原白秋が作った…
3.歌詞について

 はじめに歌詞をざっとつくり、万代橋開通直後の8月23日に新潟新聞紙

上で発表した。このときにはまだはやしは決まっていなかった

 9月18日の新潟新聞に「新潟小唄」のはやしが登場し、9月23日に発

表会が行われた。その発表会で評判がよく、「新潟小唄」はレコード化

され、新潟中で歌われることになる。


 全部で42番まである歌詞には、新潟らしさ、風情がよみこま

れている


 例えば…1,2番  万代橋
      3番    柳のまち
      4番    白山神社
      5,6,7番 新潟の海岸の特徴
      8番    粟島
      10番   関屋の競馬場

レコードの写真「新潟小唄」のレコードの複製
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一番重要なこと…
4.なぜ「ハラショ」という言葉が使われたのか

 「ハラショ」ははやし言葉で、ロシア語で「よい、すてきな」という意味であ

る。この言葉の調子がよいという理由で使われただけで、あまり意味はな

いらしい。

 新潟は、北洋漁業・ロシア漁など、日本海側の港の中でも特にロシア

と交易が深かった
。その関係から、イメージとして「ハラショ」という

言葉があったのではないかと考えられる。
 
 これは歌詞にも反映されていて、25番には「ウラジオ」、32番には「カム

チャッカ」という言葉が出てくる。

 また、白秋には同郷にロシア文学に詳しい友人がおり、彼の影

響を受けたとも考えられる。
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最後に…
5.まとめ

 「新潟小唄」は、以前新潟を訪れ「砂山」を作った北原白秋が、新民謡と

いうジャンルの1つとして作詞した。

 この中で「ハラショ」というロシア語が使われているのは、当時新潟が北

洋漁業などでロシアと交易があり、そのイメージからきたと思われる。

 「新潟小唄」は、「新潟の中にロシアを見ることができる

歌」
ともいえるだろう。
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